下積みをしてから独立した方が成功率が高く、特に顧客を取り込めるビジネスは有利です。

MENU

成功しやすいビジネスはある?

日本政策金融公庫が発表した女性起業家が活躍している分野の上位は以下の通りです。

 

  業種 割合
1位王冠 小売業 21.9%
2位王冠 教育、学習支援業 15.9%
3位王冠 飲食、宿泊業 11.3%
4位メダル 生活関連サービス業 5.1%
5位メダル 専門サービス業 4.9%
6 理容、美容業 4.5%
7 その他 23.1%

 

小売店や、ヨガ教室、自己啓発系、飲食、サービス業など個人向けサービスの占める割合が圧倒的に高いです。
女性は消費者心理を理解することが得意です。
普段の生活の中で、こういうサービスがあったら自分も利用したいと思えるビジネスは成功しやすいです。

 

修行→独立系は成功しやすい

未経験の分野で起業するよりも、下積みをしてから独立した方が、成功率が高いです。
特に顧客をそのまま取り込めるようなビジネスは有利です。
以下のビジネスは女性起業家から人気です。

 

  • 美容院
  • ネイルサロン
  • エステ、マッサージ
  • 学習塾、ヨガ教室など

 

スキルだけではなく、顧客と良い関係を構築できるかなどコミュニケーション能力が重要です。
お店によっては退職する時に顧客を引っ張らないことや連絡してはいけない誓約書を交わされることがあります。
お店のお客だけではなく、友人、知人からの紹介で集客できるかもポイントです。
昨今はSNS集客がプチ流行しましたが、ビジネスにおけるFacebookの需要が低下するなど環境は変わってきています。
時代の流れを上手に利用できるように戦略を立てましょう。

 

女性起業家に多いスナック

粗利の高いスナック経営

飲食店が上位を占めているのは男女共通したデータですが、女性はスナックで独立する人の比率が高いです。
お酒を提供する仕事は客単価が高くて、一定の常連客を確保できれば安定した収入を確保できます。
スナックが儲かる理由は粗利が高いことです。通常の居酒屋よりも客単価が高くて小さいテナントで運営できます。
水商売系での独立は40代以上の女性から人気です。
水商売を選択肢に入れなくても粗利の高いビジネスは儲かりやすいことを覚えておきましょう。

 

ネットビジネス、IT系

女性にもできるITビジネス

スナックや美容系など女性の強みを活かした仕事のある一方で、一般的なビジネスでは女性よりも男性の方が有利なものが多いです。
未だに経営者が女性というだけで取引を懸念してしまう人もたくさんいます。

 

女性の強みを活かしたビジネスを選ばないのであれば、男女で不利な要素の少ないビジネスが狙い目です。
特に伸びている業界は通販などのネットビジネスや、エンジニア、Webデザイナーなどのフリーランス系です。
ネットを通じて行う商売は性別の有利・不利がありません。

 

通販やネットで提供するサービスなら魅力的な商材を用意しないといけないですし、IT系の仕事は最低限のスキルを持っていないといけません。
準備がしっかりできていれば、店舗運営費などのコストが少ないので独立するチャンスは大きいビジネスです。
未経験で女性を優遇している職場は初任給の安いことが多いですが、経営者になって直接消費者から売上を上げたり、元請会社と取引をしたりすれば、会社員時代よりも収入アップするのは難しくありません。

起業のメリット