周囲に事業計画をしっかり説明して納得を得ることが起業家への第一歩です。

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起業することのデメリット

起業して経営者になる最大のデメリットは会社員時代の保証がなくなってしまうことです。
これは男女に共通していることで、自分でビジネスをやるのはハイリスク・ハイリターンの働き方です。
失敗したときの経済的損失リスクのほかに、女性ならではの起業のデメリットをまとめました。

 

過剰な心配や反対をされる

若者を中心に起業で成功している人はたくさんいますが、親の世代では女性は社会的に弱く、起業家はごく一部のキャリアウーマンのみが選択できる道でした。
女性ということを理由に、親や親戚、友人から過剰な心配をされたり、起業に対して強く反対されたりすることがよくあります。
ほかにも既婚者が夫から過剰な心配や強い反対を受けることが多いです。

 

起業することで身近な人との人間関係を悪化させるのは良くありません。
事業計画をしっかり説明して自分の気持ちを素直に伝えるなど周囲の納得を得ることが起業家への第一歩です。
身近な人の同意を得る交渉力やパワーがなければ起業して失敗する可能性は高いです。
周りから応援してもらえる環境を作ることが起業するための第一歩です。

 

結婚、出産、恋愛に支障がでる

結婚して子育てをする女性

起業すると、会社員など雇われ勤務時代に比べて自分の中で仕事に比重を置く割合が増えます。
女性は男性と違って人生の中で学校卒業後にずっとフルタイムで働き続ける人は少なく、出産や子育てなどで一度休んだり、働き方を変えたりするものです。
経営者になると仕事が最優先になって、仕事をしたいことを理由に結婚や出産を今はしたくないと思うことがあります。
それだけ強い意思が固まっていればいいですが、人生設計をするときにビジネスも頑張りたいけど、恋愛、結婚、出産をしたいという葛藤が出ることも多いです。

 

女性起業家になったら、平凡な会社員の男性が寄ってこなくなったり、お金目当ての男性が近づいてくるようになったりなど、恋愛が上手くいかなくなったと言う人もいます。
女性起業家は男性に比べて、恋愛、出産、子育てなどと仕事を両立するのが難しく、経営者の立場になると難しいことが色々と出てきます。

 

相談できる人が少ない

女性起業家

日本政策金融公庫によると、起業する人の男女比は男性約85%、女性約15%です。
あくまでも起業のデータで、男性は親から事業を引き継ぐケースが多いので、実際には経営者の9割以上は男性です。

 

男性であれば個人事業主を含めると身近なところで起業した人を見つけられるものです。
起業する前後に周囲へ相談しやすく、経営者の多い特性から起業家でなくても税金負担の大変さなど起業家の持つデメリットを知っている人がたくさんいます。

 

女性は起業家、経営者が少ないですし、経営に対しての知識を全く持っていない人の比率が高いです。
結果的に情報収集できる環境が男性よりも劣っていて、税金やテナントを借りる初期費用など初歩的なことを知らずに、起業してから後悔してしまうことが多いです。

 

相談できる人が少なくて、相談しても適切なアドバイスを言ってくれる女性の友人・知人は少ないです。
女性だからこそ、商工会議所をはじめ専門機関に相談するなど、起業する前の情報収集に労力を費やす必要性が高いです。