男尊女卑の風潮が根強い業種4つと、男女平等な業種3つを紹介します。

MENU

男尊女卑が根強い業種、女性の意見が通りやすい業種とは

 

男尊女卑は女性差別の同義語で、男性より女性が不利な環境を意味します。

 

女性起業家の中には女性が活躍しやすい業種で開業したいと思っている方や、男尊女卑が根強い業種を自分が経営者になって変えていきたいと思っている方が多いのではないでしょうか?

 

女性の社会進出が進んでいますが、未だに男尊女卑が根強い業種と女性の意見が通りやすい業種の事例を集めてきました。
気になった女性従業員の意見も合わせて紹介いたします。

 

 

男尊女卑が根強い業種

 

建設業

 

男尊女卑の理由

事務員より現場に出る人の方が格上だと捉える風習が強い。
力仕事のため男女の優劣が顕著に出る。

 

女性従業員の意見

 

 

妊娠している時でも換気をしない事務所で普通にタバコを吸う人が多く、
従業員を普通の女性として扱ってくれない


 

ガテン系の男性中心で、女性が会話に入ると下ネタで攻撃してくることがある。
言葉のセクハラを割り切れない人は通用しない業界です


 

製造業

 

男尊女卑の理由

機械化によって女性でもできる仕事が増えていて、現場の女性比率は高い。
工場や倉庫の仕事は女性が同じ仕事をしても昇格や出世で不利になる風習が強い。

 

女性従業員の意見

 

 

職場次第だと思いますが、女性がキャリアアップしやすい環境を見たことがありません


 

確かに体力を使う配置は女性に難しいですが、女性と同じ仕事しかしていないのに時給が高い男性が多いと感じています


 

運送業

 

男尊女卑の理由

女性ドライバーの数が増えてきているものの、業界全体で男尊女卑の傾向が強く残っています。
勤務先は女性をしっかり評価する社風でも、納品先で女性を理由に見下されることが多いようです。

 

女性従業員の意見

 

 

給料は路線や勤務時間によって男女共通だけど、女性ドライバーはなかなか新車に乗せてもらえない


 

仮眠室が男女同じって所もあります。
気が強くて図太い人でないと中長距離は難しい業界です


 

大手商社

 

男尊女卑の理由

コンプライアンス遵守やハラスメントの抑制は徹底しているものの、出世するには全国転勤や海外赴任を受け入れる総合職でないと難しいです。
人生の中で結婚や出産、育児を経験することが多い女性は、出世争いにおいて不利な面があります。

 

特に若手で容姿が良い女性は仕事で結果を残しても「そのうち結婚、出産するんでしょ」という偏見から、管理職やプロジェクトリーダーなど重要なポストを任せてもらえないことが多いです。

 

女性従業員の意見

 

 

人事とか総務は女性でも出世のチャンスがありますが、営業系は男尊女卑がありますね。
男性Aと女性Bが同じ成績だったら男性Aの方が評価されやすいです


 

大企業だと女性自身が将来のスキルアップを目指していないことが多く、仕事に熱心すぎると女性の同僚から嫌がらせをされることがあります。
女性の上司が部下の女性を評価しないってこともあります


 

女性の意見が通りやすい業種

 

公務員

 

女性も活躍している背景

全般的に女性でも出世しやすい環境が多いです。
公務員でも最高峰の裁判官は女性の比率が高い傾向があります。

 

女性従業員の意見

 

 

数字よりも上司の裁量で評価されやすい環境ですが、男女平等に評価されていると思います


 

育休で数年休んでも、復帰してから頑張れば重要なポストを任せてもらえます


 

女性中心の職場

 

女性も活躍している背景

看護師、コールセンター、保険外交員、インフォメーションなど。
昔から女性比率が高い職場は女性の方が有利なケースが多いです。

 

女性従業員の意見

 

 

男性に比べて不利ってことはなくても、女世界ならではのギスギスした人間関係は面倒くさい


 

男性は出世するか職場に馴染めず辞めるかの二択。
稀に面食いの女上司がイケメンの若手を優遇することがある


 

電気、ガス、水道系

 

女性も活躍している背景

そもそも離職率が低いことで有名な業種です。
男性比率が高いにも関わらず、女性従業員を大切に扱う傾向が強いです。

 

女性従業員の意見

 

 

以前は女性だと昇給が遅かったみたいですが、今はそんなことありません。
私も同期の男性とほぼ同じペースで昇給、昇格しています


 

出世せず主婦として無理せず働こうとする女性が多いですが、バリバリ働くキャリアウーマンの同僚は女性みんなで応援しています